アイスソードの思い出
ロマサガにおけるアイスソードに関する葛藤について熱く語った昼下がり。
なんという充実した時間だったのだろう!
ロマサガにおいて、アルツールという大都市と大都市を結ぶ中間地点にあるようなさびれた町の武器屋にぽつんと売られている、超高額で強力な武器。
500だ1000だという相場観の中で、金30,000。さ ん ま ん。ジュエル3つ!
なんと、聞けば四天王のフレイムタイラント(明らかに炎属性っぽい)すら恐れる威力!
欲しい!
というわけで、フリーシナリオと言うものがよくわからない状態でコツコツ金をためたんだよ。
そのせいでどれだけのイベントをスキップしたかしらん。
無駄に、聖杯レベルMaxとかになった。
ようやっと3ジュエル溜めてうきうきと買いに行けば、突然出てきたよくわからんおっさん(※ガラハド)が
「ねんがんの アイスソードを 手に入れたぞ」
てめえ、だれだよ。
わかるか。
この気持ち、わかるか!
売り切れだよ。その武器屋、アイスソード売り切れだよ。
ゆずってくれ!って頼んだら仲間に入ろうとしてきやがる。
だまって譲れよクソ。
6人枠満タンなんだよ!金溜めるために戦闘しまくって、強いんだよ、このメンバー!
武器熟練度も相当に上がってるし!
試にと、一人解雇してガラハド向かい入れてみたら激弱。
聖戦士が聞いてあきれるよ。
どうやって溜めたんだよ、その金!
解雇した仲間も、よそのPubで見つからないし・・・
どうしても。どうしてもアイスソードが欲しかったので○して奪い取ったけど、その後もずーっと後味が悪くてね。
罪悪感が付きまとう。
どうやら冥府でよみがえらせられると聞いて、HP犠牲にして生き返らせたけれども。
最終試練へもいけず。
それでいて、強くなりすぎていてサルイーンも雑魚状態・・・
アイスソードの冷凍剣は鬼のような強さでしたけれども。
フレイムタイラントを一撃で葬るかと思ってわくわくしてたらそうでもなく。
あの葛藤は、罪悪感はなんだったんだ!とか思いながら心にしっかりと刻まれたのですよ。
なんでそんな話を語ることになったのかと言うと。
「ゲームにおいてもやはり品行方正に振舞いたいか?」という質問に「イエス!」と答えてよみがえった記憶のせい。
アイスソードを○して奪い取った、あの嫌な感触はいまだに覚えてる。
強い。確かに強かった。アイスソードは強かった。
でも、後ろめたい。
ものすごく不誠実で悪い事して手に入れた、あのねっちょりとした感覚が染みついて取れない。
いまだに忘れがたい、ゲームのエピソードです。
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