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2012年10月

2012.10.01

またも飲んだぜ、コピルアク!

検索サイトから飛んできたみなさん、こんにちは。
コピルアク情報満載(嘘)の、当サイトへようこそ!

そんなダイレクトワードを打ち込んでいらっしゃった閲覧者様各位でしょうから、詳しい説明は不要ですよね。
そう。う○こコーヒーの話題です。

でもおいしいの。
おいしいの、これ。
ジャコウネコの内(まさに「体内」)を通って出てきているだけに、ただのコーヒーじゃない香りをまとっているんです。
●に入っていたとは思えない、高貴な香り!
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今までは野良ジャコウネコがコーヒー畑に忍び込んで、完熟したおいしい豆だけえったくって食べて。
その辺に排泄した中から取り出したという超貴重な(それでいて、最初にこれを試した人を褒めてあげたい)伝説の豆でした。
そのせいかプレミアも付き、目の飛び出るような高値で取引されるようになり、ついには偽物も多数出回るくらい眉唾の存在になっていました。
しかし最近は、コピルアク製造所みたいな施設がインドネシアなんかにできているらしくて、次第に安定供給がなされるようになってきたそうです。

そんななか、SCAJ2012というコーヒーのイベントに出向き、コピルアクの販売にかかわっている「日育徳養」さんのコピルアクを飲んできました。
__

おいおい、そんな高価なコーヒーを惜しげもなく振舞っちゃっていいのかよ、という第一印象。
にこやかにお姉さんから渡されて、えっ、飲んでいいの?とキョドってみたり。
台湾の方だったので日本語が通じなくて、さらにキョドってみたり。
「生豆も焙煎豆もお取扱いありますよ(^^)でも、ちょっと高いですけどね(^^;(意訳)」とのことでした。


恐る恐る飲んでみましたが、おいしいですね、やっぱり。
ただ、昔満々堂さんで飲んだものよりは、特徴ともいえる香味が弱い印象でした。

「焙煎がちょっと深かったのかな?それともドリップの仕方かな?たくさん抽出しないといけないみたいだし。」と思って生豆の匂いを嗅いでみたのですが、やはりちょっと香りが弱いかな。
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まぁ、その日は一日中、あちらこちらのコーヒーを試飲して回っていたし、パナマのエスメラルダ農園のゲイシャを初めとして、すんばらしいコーヒーの香りが口に鼻腔に会場中に蔓延していたことも相まって、しかたないかな、という印象。


それにしても、う○この実物を見ながら飲むう○こコーヒーの味は格別だな!!(暴言)
__
柱にかけられたモニターからは、これでもか!というくらい、リアリティあふれるドキュメンタリーが流されていました。
ルアクたちが飼われているケージや、●の映像。そしてそれを洗浄しているシーンまで!泡が・・・泡が!!(リアル)
いやー、おなかいっぱいです。(色んな意味で)


ただし、コピルアク総合情報サイト(嘘)として一言言いたい。
高過ぎ
それは、この日行った会社さんに対してというより、世間の「相場感」に対する印象です。

プレミア付けて売りたい気持ちはよくわかりますが、焙煎豆100g10,000円とか、コーヒー一杯5,000円とか、ちょっと行きすぎな気がします。
挙句、ルアクじゃない生き物のう○こからとったコーヒー豆まで高値を付けて売るとなると、それはもはやどうなのよと。
養殖物(?)のコピルアクとなれば、もっと値段が落ち着いていいはずです。


また、言ってもう○こから取り出したコーヒーですから衛生管理は必須なわけで、試してみたい気持ちはよくわかりますが、信用できるお店が、信用できる取引先から仕入れた豆なのか、よーく見極めてから試されることをお勧めします!
メジャーなところでは、インドネシア政府が証明書を発行しているらしいですよ。

さらに、繊細な味わいの豆ですから、焙煎具合や焙煎日も大切なポイント。
粉で買ったりしたらすぐ香りが飛んじゃいますので、買うなら豆で。
そういう意味では、おうちで抽出するよりはお店で飲んだほうがいいかもしれませんね。

これだけ書いておいてなんですが、人にお勧めしたいやら、お勧めしたくないやら、微妙な気分になってきました(^^;;


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