忍者は煎じた玉露から毒を作ったのか?
忍者は煎じた玉露から毒を作った
忍者のひみつ
子供のころワクワクしながら読んだ忍者の本。
その中で子供心に強く印象に残っていたのが「毒の作り方」。
玉露というのが何かよくわからなかったなりに、「煎じると毒なんだ」と強烈な印象を持ったことを覚えています、。
さて、大人になり。
玉露というものを飲む機会が出てきたときに、上記のことをふと思い出して不安になってみたりしたわけですが、どういうわけか「なぜ玉露を煎じたものが毒なのか」という理屈がわからない。
教えて、googleさん!とググってみてなんとなく答えらしきものが見えてきました。
どうやらこういうことらしいです。
◆宵越しのお茶は飲むな
祖母の教えの一つに、「古いお茶の葉は捨てなさい。あたるから。」というものがありました。
その理由はどうやら、
「お茶に含まれているタンニンは、時間がたつと酸化して赤黒く変色し渋くなる。」
「タンニンはお茶に溶け出したたんぱく質を凝固沈殿させる」
「凝固沈殿したタンパク質は腐り、下痢などを引き起こす。」
ということらしいです。
◆なぜ玉露なのか
玉露や上級煎茶ほどたんぱく質を多く含んでいるらしく、「毒」を作るには好都合だった、と考えられます。
てっきり、玉露をぐつぐつにて、ねるねるねーるねウヒヒヒヒ!ってやるとフグもびっくり!な猛毒が出来上がるものだと思ってました。
慣れるまではおっかなびっくり玉露を飲んでいたものよ!
手裏剣に玉露の煎じ汁を塗りこんで、投げて、かすったら相手がウグア!って倒れる場面を想像してわくわくしてた子供時代。
毒の正体がカフェインでなかっただけよかったとします(^^;
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