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2009.07.23

有吉という薄気味の悪さ

※別室でモニタリングしてたおぎやはぎ矢作のコメント 「これやってること完全にチンピラの手法ですからね。最初すんごい殴ったりして、最後に抱きしめるっていう」
http://d.hatena.ne.jp/tvhumazu/comment?date=20090705有吉弘行がグラビアアイドルを懐柔したチンピラ説教芸 7 月 1 日深夜に放送されたテレ東系「怒りオヤジ 3」のスペシャル


まずはこの一連のやりとりを読んで欲しい。
その上で共感して欲しい。

有吉は嫌いじゃない。どっちかっていうと、好きなほう。
ただ、友達になりたくない。
あまりにズブリと本質を突いてくるから。

まるで、西原理恵子のような小気味の良さと薄気味の悪さが併存する。
「底」を知っている人間に見透かされた感じというか。
底辺じゃなくて、底。

彼のあだ名芸がブレイクした根底には、その「言葉にはできないんだけれども感じていた何か」を端的に表現してくれたというカタルシスがあるからなんだと思うわけですが、そのカタルシスも度が過ぎると気味が悪い。
そう、ちょうどこの番組のように。

浅はかな計算だとか、自分で見ないようにしている言い訳の部分とか、そういう物を一気に取っ払って突きつけられるこの恐ろしさ。
そして、それを「」として認知され、テレビで放送されちゃう相手側の悲劇たるや。

ここまでやられたら普通、人格崩壊しますよ。全く。。

その危うさというか、素手で相手の臓物をこねくり回しているような気味の悪さを感じるんですよ。

でもそれは、深夜番組というフィールドにおいて芸無能人相手だからこそ小気味良く見ていられるわけで、今回紹介した番組みたいな「ほぼ素人」相手にはやっちゃいけない禁じ手だと思うのですよ。


それを是非とも共感していただきたく思い、紹介した次第でございます。
多分、友人の誰かさんは自分のことを言われているんじゃないか、なんて邪推したりするんじゃないかと危惧するわけですが全く持ってその通りだよ!
※お互い、踏み込み過ぎには気をつけましょう。。。

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