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2007.06.20

認知的不協和

認知的不協和 (Wikipedia)
このフェスティンガーの実験が必見です。

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この言葉と出会って最初に感じたことは、

「十分な報酬が社員満足度向上につながるとは限らない」

ということ。
むしろ、意図的に認知的不協和の状態を作り出して、擬似的な社員満足度を「演出」する必要もあるのだろう、ということです。

これは、大企業よりも中小企業にいえることかな。
十分な原資がない経営者にとっては、本当に便利な社会現象だと思いました。

最近、ワーキングプアを初めとして、決して楽とはいえない労働を低賃金でやっている人たちの話を良く聞きます。
雇用環境の冷え込みを利用した、経営者の不正な利益確保という見方は確かに正しいと思うのですが、一方で、それが成立してしまう心理的背景もあるということを知り、驚いたような、納得したような。


フェスティンガーの実験
フェスティンガーは、単調な作業を行わせた学生に対して報酬を支払い、次に同じ作業をする学生にその作業の楽しさを伝えさせる実験を行った。
この実験では、実際にはつまらない作業という認知と矛盾する楽しさを伝えるという認知から不協和が発生するが、報酬の多寡で楽しさを伝える度合いが異なる事を確かめた。
報酬が少ない学生は、報酬が多い学生よりも楽しさを伝える度合いが強く、割に合わない報酬に対して「本当は面白かったのかもしれない」と認知を変えて不協和を解決しようとする心理が強く働いているとした。

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