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2005.06.11

失敗を恐れること

おそらく社会というものはどこの国でも、ジグザグにオーバーランを繰り返しながら全体として進歩していくのであろう。
日本は、そのジグザグにあまりに臆病になっているように思える。

(「ビジネススクール流知的武装講座 韓国経済の『復活力』に学べ」151ぺージより)

「紆余曲折」「試行錯誤」「七転び八起き」
僕らの目の前にはいつでもスマートな答えなんか無くて、いつもいつも泥臭くて人間くさいやり取りが繰り返される。

行ったり来たり。
行き過ぎたり戻りすぎたりして、少しずつ前へ前へ。
「失敗することを恐れるな」って簡単に口にする人がいるけど、それは実はすごく大変なこと。
失敗するのは怖いし、何より恥ずかしい。
出来ることなら失敗なんかせずに、スマートに飄々と、颯爽とやっていきたいと、いつだって思ってる。
出来ることなら汗なんかかかずに、涼しげな顔でサラリと難しいことを成し遂げたいって思ってる。

でも現実はそんなんじゃなくて。
自分の無力さに失望するなんて事は日常茶飯事で、あがいて苦しんで、もがいて悩んでばかり。
そしてふと現れる一条の光にすがるように進んでいくと、突然目の前が晴れる。
そんなことの繰り返しだ。

周りの人はその過程をつぶさには見てないから、あたかも全ての答えが書いてあるとっておきの手帳を
ささっとめくって答えを出したように思われるかもしれないけど、そんなことはなくて。
僕はいつだって、悩んでる。

大切なのは、失敗が怖いとか、ジグザグが格好悪いとか、そういった次元にとどまらないことなのかな。

たぶんヒトは、僕が思うほど、過程に苦しむ無様な姿を見ていないから。
涼しい顔して答えを見せるその日までは、格好悪くたっていいさと思って、真剣に取り組むこと。
それが結果的に「失敗を恐れない」姿なんだろうな、と思った。

失敗を怖がってても、いいと思う。
怖がりながらでも、やれてさえいれば。

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コメント

ああ☆おかえりなさい! 復活されてらっしゃったのですね(^^)

> 失敗するのは怖いし、何より恥ずかしい。

ねー、なかなかねー、“失敗してもいいや”って言葉は軽く言えるのに内心はそう簡単に思いきれてなかったりします。

悩み、だったり、壁にぶつかったり、ってのは、前に進んでるからこそ、ぶちあたるんだと思います。前進している証拠だと思っています。

投稿: ひろみch | 2005.06.11 19:43

あ、たまに後進もしても良いし、たまに逃げても良いんだとも思います。

投稿: ひろみch | 2005.06.12 20:57

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