減災ということば
防災から減災へ
初出不明
防ぐことは大切。
でも、被害を最小限にすることがもっと大切、という視点。
1か0か(防げたか、防げなかったか)ではなくて、どれだけ被害を0に近づけられたか、という視点は今まであるようでなかったのではないかと思う。
僕も今日、そんな言葉をはじめて知った。
被害を0に近づける、ということはつまり、少なからずとも被害を被る可能性がある、ということになる。
大義名分的には「被害を0にする」というほうが聞こえがいい。
でも、現実には災害が起これば少なからずともの被害が出るのは事実であり、史実である。
そこに目をつけ始めたというのは、ある意味「目が覚めた」ことでもあり、現実が見えてきたということなのではないだろうか。
ゼロにはできない。
だから、「ゼロにするために努力するんだ!」という防災のベクトルと、「少しでも被害を減らすんだ!」という減災のベクトル。
新たなベクトルが加わったことで、少しは安心できる世の中になる・・・のかもしれない。
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