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2004.04.24

推敲の快感、Blogの醍醐味

僧は推す月下の門
賈島「題李凝幽居(僧敲月下門)」

これは、ご存知の方もいらっしゃると思いますが「推敲」という言葉の元となった漢
文の一説です。


誰しも文章を書くとき一度は、表現方法や言葉の選択に悩んだことがあるかと思います。
僕もこのサイトを始めて、悩んでばかりなのですが、自分では「推敲」というレベルにはまだまだ達していなくて、悩みというか生みの苦しみというか、そういうレベルの苦悩ではないかと自分では思っています。

ただ、時々自分の意図するところとピターーーーッ!と合う表現で著せたとき。
これはもう、言いようのない達成感を味わうことが出来るのです。


 そうだよ、そう!それがいいたかったんだよ!
 僕はそう思ってたんだよ!!

と一人で大納得大会。
思えば、そんな瞬間をもっともっと味わいたいから、自分で苦悩の種(うちのサイトの場合、触発された名言)を探してきては自分の心の中にポイポイ蒔いて。
時に自己分析し、時に色んな情報をかき集め、それを表現しきることで「スッキリ」とした気分を味わうために、僕はサイトを更新し続けているのかもしれません。

向上心があるとか探究心があるとか、研究熱心とか色々言われそうですが、なんてことはない。
好き好んで苦行をやってる物好き、ってとこでしょうね。
「スッキリ」とするために、苦悩の種を探して回る苦行の日々。


でも、そんな推敲の快感を求めてやまない、創作中毒というか。
Blogにどっぷりとはまってしまった理由の一端がここにありそうな気がしています。
文章を書くことに集中できるのは本当にありがたいです!
タグとかFTPに悩まされないなんて、なんてありがたいことだろうか。


みなさんは、推敲してますか??



元の漢文はこれ。

閑居少隣并
草径入荒園
鳥宿池辺樹
僧敲月下門
過橋分野色
移石動云根
暫去還来此
幽期不負言
賈島(かとう)「題李凝幽居(僧敲月下門)」

この漢文の中の「僧敲月下門」という一説を、推(おす)にするか敲(たたく)にするか悩んでいた、というところから転じて文章を練りあげることという言葉になりました。

推敲 (goo国語辞典より)

〔唐代の詩人賈島(かとう)が、「僧は推す月下の門」の「推(おす)」を「敲(たたく)」にしようかと迷って、韓愈の助言で「敲」にきめたという故事から〕詩文を作るとき、最適の字句や表現を求めて考え練り上げること。


ちなみに、読み方と訳は以下のとおりです。

<読み方>
閑居 隣並(りんぺい)少(まれ)に
草径荒園(こうえん)に入る
鳥は宿る 池辺(ちへん)の樹
僧は敲(たた)く 月下の門
橋を過ぎて 野色(やしょく)を分かち
石を移して 雲根(うんこん)を動かす
暫く去りて 還(ま)た此に来たらん
幽期 言に負(そむ)かず

<訳>
隣近所に家がない隠者のわび住まいは、
草に覆われた小道が荒れた庭へと続く。
静かな夜更け、鳥たちは池の小島の木に宿り、
僧は月明かりの下で門を敲(たた)く。
橋を渡れば山野は趣を変え、
庭に移した岩は、雲が湧くかに見える。
今はしばし別れを告げても、また再びここに帰り来たって、
世間から離れて隠棲するという願いを果たしたいものだ。

まるで漢文の授業みたい(汗)

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