★教えるということ
教えてやるという態度では人は教わらない。
こんなこと知らないのか、じゃ駄目。
知らないことも、つい忘れてしまったかのような気分にしてやらねば。
--ポア『批判について』ー--
僕は今まで「教わる」というのは自分の無知を認識した上で、相手の持つ情報を得る行為だと思っていました。
必然的にその逆である「教える」という行為は、相手の無知をまず認識させた上で自分の持つ情報(学問だとか何かのコツだとか)を伝える行為だと思っていました。
僕は今まで、「上から物を言っている」とよく指摘されたのですが、その原因の一端がここら辺にありそうな気がしています。
つまり「教える」という行為のとらえ方。
今まで僕は教える=「持たざるものへの伝授行為」という認識でいたのではないか、と。
道理でどんなに「良い教え方」をしたと思っても、伝わることが少なかったわけだ。
今の今まで「自分は教え上手」だと思っていただけに、かなり反省中。
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