« ★ベストを尽くせよ | トップページ | ★スポーツチャンバラやってきました。 »

2004.02.04

自宅で大往生のはずが

この頃、自宅で死ぬと、それが病気でも警察が来て検屍するのよ。
もう、自宅で死ぬのは変死なんですって。
・・・みんな病院になっちゃったのよね。

-永六輔『一般人名語録』-

祖父は、風呂場の湯船で心不全を起こし急逝しました。
そのあと病院に運ばれましたが、すでに意識はありませんでした。

その後、自宅には警察が来て状況を検分し、
遺体は翌日まで、体を拭くどころかドライアイスで冷やすことすら許されず、死亡診断書も火葬・埋葬許可証も出ないため、葬式の会場を予約することもできませんでした。

結局、翌日の午前中に検屍が行われ、急性心不全ということで落着し、ようやっと遺体が帰宅できたわけなのですが、あまり杓子定規なのもどうかと思いました。。
まぁ、司法解剖にまわされなかっただけましかな、と。

昔は自宅で息を引き取るのが大往生だったんですけどね。
東京では、死亡前の24時間以上前から病院に入院していない限り、病院では死亡診断書を書けないそうなのです。

悲しみのさなか、刑事から状況を細かに聞かれるのは、やはりいい気はしませんでした。

今回の一連で、ただ一口に「死ぬ」といっても、さまざまな手続きがあり、色んな人間がかかわり、金も動く。時間は食うし、悲しいし、やらなければいけないことが色々あるからとにかく疲れる。

家中ひっくり返して家紋を探してみたり、荼毘に付するときに棺に入れるゆかりの品を選別したり、葬式に呼ぶ人を選んだり、、、。

今まで考えたことはほとんどなかったのですが、「本人の死」だけでは終わらない、残された遺族の山のような苦労を今回、身をもって知りました。

|

« ★ベストを尽くせよ | トップページ | ★スポーツチャンバラやってきました。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12507/164442

この記事へのトラックバック一覧です: 自宅で大往生のはずが:

« ★ベストを尽くせよ | トップページ | ★スポーツチャンバラやってきました。 »