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2004.02.02

★祖父の通夜に思うこと

先に生まれん者は後を導き、
後に生まれん者は先を訪え

-親鸞-

今日、通夜でした。
その場でお坊様から法話を頂いたのですが、その際の言葉です。

曰く、通夜には二つの意味があると。
死者を弔うとともに、己の生き様を見直す場であると。
そういう点で祖父は、身をもって生き方を示していました。

若いころは戦争のさなかを生き抜きつつも家族を養い。
往年は、謡に絵画、陶芸、写真、囲碁など多様な趣味に打ち込んでいました。


祖父の死は、幾年ぶりかにすべての子供、孫を実家に呼び寄せました。
相当痴呆が進んでしまい、僕が誰かすらわかっていない祖母は、それでもにぎやかなのがうれしかったらしく、ここのところ終始ご機嫌で満面の笑顔です。


祖父は最後に、後に残した祖母へ心ばかりの贈り物をしたんだ、と親子3代でお世話になっている、通夜に参席してくださったお医者様が言っていました。
親戚一同が久々に集まった実家は、いつかの明るさが戻った感じがしました。


ひ孫ははしゃぎまわり、参席者は故人の思い出話に花を咲かせる。

とてもいい通夜でした。

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コメント

おっしゃるとおり、通夜、葬式、法事って、もちろん故人を偲ぶ意味もありますが、普段なかなか会えない人たちが集まる、ということ自体に大きな意味があると思えるように最近なってきました。

投稿: Primara | 2004.02.02 01:01

早速のコメントありがとうございます。

実は、近しい身内の葬儀は初めてに近い状態だったのですが、葬式の意味と役割についてものすごく考えが改まったので、こんな文章を書いてみたのですが、反応をいただけてうれしい限りです。

今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 江崎 | 2004.02.02 23:59

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